GLOSSARY
ホールアウトとは?ルールとマナー・OK(コンシード)の違いを解説
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ホールアウト(Hole Out) とは、ボールをカップに入れてそのホールを完了すること。スコアが確定する瞬間で、コンペや競技では全員がホールアウトしないと正式スコアが認められない重要なルールです。
ホールアウトの基本ルール
ボールが完全にカップに沈むまでがホールアウト
「ホールアウト」と認められるのは、ボールがカップの内側に完全に沈んだ瞬間です(JGA規則13.3)。カップの縁(リム)に引っかかっている状態や、半分だけ入っている状態はホールアウトになりません。
カップ縁で止まったら10秒待てる
カップの縁に止まったボールは、10秒以内に入れば「ホールアウト」として認められます(規則13.3a)。10秒経過しても落ちなければ、入っていない扱いとなり、次の1打を打つ必要があります。
OK(コンシード)との違い
プライベートゴルフでよく耳にする「もうOK」という言葉。これはマッチプレーの正式ルール「コンシード」の慣習的な運用です。
| 項目 | ホールアウト | OK(コンシード) |
|---|---|---|
| 方法 | ボールをカップに入れる | 残りパットを「いいよ」で省略 |
| ストロークプレー | 必須 | 認められない |
| マッチプレー | 必須ではない | 相手が宣言できる(規則3.2b) |
| プライベート | 慣習で運用 | 慣習で運用 |
| スコアへの影響 | 実打数で確定 | 「次のパットが入る前提」で1打加算 |
重要: ストロークプレー(コンペ・競技の多くはこちら)では、OK(コンシード)は認められません。「コンペでもOKしてもらえる」と思っていると、スコアを誤記してしまうリスクがあります。
コンペやプライベートでの運用ルール
ストロークプレー:必ずホールアウトが必要
月例コンペや一般的なゴルフコンペはストロークプレーです。全プレーヤーが打数を合計するため、ホールアウトしない限りそのホールのスコアは確定しません。
マッチプレー:相手がコンシードを宣言できる
マッチプレーでは、相手プレーヤーが「そのパットは入る、次のホールへ行こう」とコンシードを宣言すれば、ホールアウトしなくてOKです。コンシードは宣言後に取り消せません。
プライベート:「OKでいい?」のマナー
友人同士のプライベートラウンドでは、カップのすぐそばに寄った時に「OKでいい?」と確認しあう場面がよくあります。これはルール上の「コンシード」を参考にした慣習で、全員が合意すれば問題ありません。ただしコンペではこの慣習は使えないと覚えておきましょう。
ダブルパー・打ち切りルール(ローカル)
多くのコンペで採用される「ダブルパー(そのホールのパー×2)で打ち切り」や「トリプルボギーで打ち切り」はローカルルールです。これはハンディキャップ算出のための慣習で、JGA規則本体にはない運用です。コンペ開始前に確認しておきましょう。
ホールアウト時の3つのマナー
1. ピンを戻す
ホールアウト後はピン(フラッグスティック)をカップに戻します。置いたまま次のホールへ移動すると後続組に迷惑がかかります。
2. グリーン上の足跡・ピッチマークを直す
ボールが落ちてグリーンに残った「ピッチマーク(へこみ)」はグリーンフォーク(修理棒)で直す習慣をつけましょう。自分のピッチマークだけでなく、直されていないものは進んで直すとより好印象です。
3. カップから手で取り出す(クラブで掻き出さない)
カップに入ったボールはグリーンフォークや手でそっと取り出します。クラブのシャフトで引っかけて取り出すと、カップの縁を傷めてしまうため避けましょう。
よくある質問
Q. ホールアウトせずに次のホールへ行ったら?
ストロークプレーではそのホールの「不正スコア」となり、場合によっては失格になります。打ち切りルールのないコンペで自己判断でホールを終わらせるのは避けましょう。
Q. ボールがカップ縁で止まったら?
10秒以内に落ちれば「ホールアウト」です。10秒を超えても落ちない場合、その1打はカウントしながら次の1打を打ちます(規則13.3a)。
Q. 「コンシード」と「ギブ」の違いは?
同じ意味です。「ギブ」は「ギブアップ(give up)」からきた俗称で、「コンシード」が正式用語です。